アンソニーの受賞と発達障害
俳優におけるアスペルガー症候群
<アンソニー・ホプキンス >人肉食のハンニバルを題材とした映画の「レクター博士」で有名な俳優ですが、83歳(2021年)のアカデミー賞受賞時に、アスペルガーに関して 語っています。
彼自身がアスペルガーであることを 「天からの贈り物」 と述べています。
俳優陣では、かなりな人数と思われますが最高のレベルのアスペルガーだと思います。
アスペルガー症候群 :
※ 高度な知能を持っていることが多く、経済界でも多くの人が告白しています。
下の写真は「未たちの沈黙」での授賞式の様子。
私の「映画好き」は、この映画の衝撃が欠かせません。
ストリーの怖さ 以上に、真実に対峙する 「勇気」に 感銘を受けました。
アンソニーの このアップ顔を目前にして 「質問」するシーンは、
心臓の拍動の記憶が 体にまだ 染みついています。
ほぼ怖いものなしの自分が「恐怖を感じた」瞬間でした。
< 凄い俳優だと思います >
この後の「ハンニバル」や「ライジング」・・・ そして「レッドドラゴン」で 彼レクター博士の「人食」の理由が明かされましたが、人の愛憎と飢餓の重みが人間関係にもたらすものを思いました。 私感ですが、彼がアスペルガーだからこそ 「演じられたのでは」? と思います。
常識では考えられない「思いいれ」が無ければ自我意識を飛ばすことは無理なのでは? と思われるからです。
「自分ではない人格 を演じられる能力」 「人物に成りきれる」 のが特徴なのでは、と思います。
脳の多様性 → ニューロ・ダイバーシティ と呼ぶそうです。
人とは違う発想をして、じっとしておられず、言葉が思考がポンポンと飛ぶ・・・
かなり迷惑な人間ですが(自分を含め) その能力が発揮できる場が「俳優」だったのではないかと思います。
周囲の方もそうですがもしお子様にこういう特徴があれば・・・
上手に伸ばして上げる事が大切に思います。
異空間の通常では経験できない世界を演じて見せてくれる彼ら俳優陣・・・
日々の憂さや疲れを吹き飛ばして私たちを異次元に連れ出してくれる彼らに
< 感謝です >
「映画が大好き♪」 です。